高反発か低反発か、敷布団の選び方

睡眠は誰もが望む休息の時です。「人生の3分の1は
睡眠」と言われるぐらいですから、これだけ見ても
いかに大切な時間かといことがわかります。
そんな休息をいかに快適に過ごすかがその人の人生に
とってどれほど意義あることか考えたことがある
でしょうか?

正しい寝姿勢で快適に眠れることで身体の疲れが
取れれば、健康的であなたの寿命が伸びると言っても
言い過ぎではないと思います。
何より、朝起きた時にスッキリと起きられるという
ことはその日一日が快適に過ごせる気がしませんか?。

快眠のもとは寝具にありと心得てください。寝姿勢が自然で有ればあるほど快眠
に繋がります。正しい寝姿勢にとって体圧分散がポイントであることは間違いない
ところだと思いますが、敷布団(マットレス)に横になった時の体の沈み具合が自分
の身体に合うかどうかが重要なのです。

体重の軽い人や小柄な女性では、高反発マットレスを使った際に、反発力が
強すぎてほとんどマットレスが沈まないような不自然な寝姿勢になったりする
ことがあります。高反発マットレスは、体重が比較的重く柔らかいマットレスでは
沈み込み過ぎる人の体圧分散に優れているといえます。

低反発マットレスは、フィットする事によって体圧を分散するため、寝返りが
うちにくい高齢者には床ずれ予防になります。体重が重めの方には体が沈み過ぎて
寝返りが打ちにくいという欠点もあります。

高反発マットレスでも、低反発マットレスでも製品によって硬さが異なり、それを
使う人の体も異なります。高反発か低反発かで選ぶのではなく敷布団を選ぶ際は自分に
合うのはどれかをよく検討してください。可能なら実際に現物で感触を確かめるのが
ベストです。

敷布団を選ぶ上で考慮しなければならないこと

今まで寝心地、腰痛を中心に布団選びを進めてきましたがそれだけでいいですか? 最も重要なことは上記の2点だと思います。でも決して安くないお買い物です。 他にも少し目を向けてみませんか?

(1)寝心地
   これは最重要項目として上述しました

(2)価格
   これも大切な要因です。関連ページに参考価格を表示しておきました。

(3)手入れのし易さ
   毎日使うものですから、お母さんの手間を考えると手入れのしやすいもの
   の方が良いですね
   寝心地やその他の効果と見比べて補助的条件として検討してください。

(4)耐久度
   決して安い買い物ではありませんから長く使えるものの方が優先度が高く
   なります。ただ、使用方法や扱い方によって影響されますから決定打には
   なりにくいですね。
   気を付けるべきは安いものには何かと要注意。材料の耐久性に問題があったり、
   製法が雑で耐久性に問題が出やすいと言えます。

(5)対季節効果
   冬暖かでも夏の暑さに弱い、また逆の場合もあり得ます。最近ではリバーシブル
   で夏冬使い分けのできるものも多く出ていますから年間通して使えるものを選ぶ
   のもいいかもしれません。

他にも皆さんそれぞれのこだわりのポイントがあるかも知れません。
いずれにしても間違いのない、失敗のない敷布団選びをしていただきたいと思います。

熟眠状態ではほとんど夢を観ないそうです。身体も脳も完全休養状態。あなたはどの程度夢を見ますか。素敵な夢ばかりなら夢を見るのも悪くないかもしれません。でも夢はなかなか自分で選ぶことは出来ません。悪い夢なら早く目が覚めてほしい。でも睡眠はもっととりたい。あなたはどんな方法を取りますか?